男のロマン感じて下さい。
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さかのぼります。
(かなり:笑)



9月3日(土) 8:30 大館能代空港着


【秋田県山本郡八峰町八森字八森269】の住所は
「白瀑」を醸します山本合名会社様まで向かいました。

自称「栽培家」とも称している山本合名会社の山本氏、
無農薬栽培もしている田んぼの草取りの体験をさせて
いただきました。


この日は忘れもしない猛威をふるった大型の台風12号の
進路が気がかりだった土曜日。

西へのフライトはほとんどが欠航となっていたので、羽田を
離陸出来るのか、空港まで行かないと分からなかったのですが、
無事に秋田に着陸することが出来ました。
(家を出るとき、ものすごい強風でしたのでね。)

秋田県入りしたら、なんとまぁ季節外れの暑さで。

おっと、日焼け止めの使用量が足りない日差しの強さ・・・

やばいわね。



いざ、無農薬栽培の田んぼへ。
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腰までの高さに成長していた稲穂。

田んぼからイロイロな鳴き声?!が聞こえてきました。

因みにわたくし、虫が大っ嫌いです。

田んぼに入って思いました。虫なんて関係ないです。
虫達と一緒にたわむれると全くではないですが、気にならなく
なります。

だって、やるしかないんだもん。
(自ら体験したいと言ったものの・・)



さて。
写真を見ておわかりになりますか?!

目の先には日本海、太陽の光が水面に綺麗に反射している
のが分かる場所に自社栽培している田んぼがあるのです。





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花摘みではありません。

稗(ひえ)を取っています。

雑穀米などで使われる稗は栄養価が豊富ですが、
この田んぼには要らない存在。
きっとこのまま選別すればいいものなのでしょう。


この稗を根元から取ったら大切な稲まで一緒に引っこ抜いて
しまう可能性があるので、取るとしたら穂先のほうだけです。

酒米の稲に十分な栄養がいかないと意味がありません。
稗の存在があるとその分、栄養が摂られてしまうので稗を
取らないと元気な稲穂が実りません。


稗は栄養価が高いかもしれませんが、わたくし的にはやっぱり
旨い「白瀑」を飲みたいので、ここの田んぼではお陀仏に
なってもらいます。

束にして「バイバイ。」



腰まで成長している稲穂、この田圃に入るのがとても大変
なのです。

なので、コツがあるとのこと、ご指導いただき、いざ実践!!


途中、弱音を吐いたわたくしに山本氏は

「 後ろを振り返るな!前だけを見てススメ!人生と一緒だ!!」

本当ですよ(笑)

稲穂のためにも、負担をかけたらいけないので、一歩踏み込んだら
前に進むしかない作業。



「エースをねらえ!」のよう

「はぃ!!コーチ!!」





そして、この時季にしてはとにかく暑かった・・・ 作業後
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酒名になった近くの滝「白瀑」で身も心も清めて

「おつかれさまです」




夜は奥様の美味しい手料理と一緒に熱いトーク。


本当に感謝申し上げます。
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こちら、秋田県産の比内地鶏をスモークして白瀑の大吟醸?!
の酒粕で漬けた一品。

山本氏の知り合いの方が作られた逸品です。

美味しすぎます

ハマる味わい。

商品化されたら(したのかしら?!)当店で取り扱いしたいくらい
のお酒のお供です。

この時、日本酒はもちろん白ラベルで、そして赤ワインでも
楽しみました♪


今回、田んぼに入って思いました。

正直、とてもしんどい作業。
言っても、しんどいと思うほど作業をしていません。
そぅ、たかが数時間しか作業していない私がよくもまぁ、
そんな事が言える口だこと。

逆に楽しく作業が出来たと言ったほうがいいでしょう。


でも、これってちゃんとお伝えしたい日本の産業だと思いました。

今回は酒米の草取り作業でしたが、きっと食用米だって同じこと。
わたしたちが口にするもの、食するお米。

辛くて地味なんて言わせたくない、

この稲穂が成長して収穫された時の喜びや感謝があるってこと。

人間だけではなく、自然との関わりがあるってこと。

一人じゃ出来ないこと。

沢山の関わる人がいるってこと。


そして、日本だから出来る美味しさがあるってこと。





日本人でよかった。





さて、戻りましょう。男のロマンとは・・・
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わかりません(笑)

農薬や化学肥料を使用せずに有機肥料のみで栽培した
手間ひまかけた酒米。
酒米から仕込まで全て世界遺産の白神山地の湧水を使ったお酒。

ぶれていません。

このシリーズの中で一番美味しいと私は思います。
多分です、そんなお酒、酒米を58%磨きで仕上げてきました。
その前の年の仕込は60%。この2%って大きいんです。



力強くも繊細なお酒です。

お値段、ちょいとはるのですが、付加価値がいっぱい。




男のロマン、カッコイイじゃないですか。